畳の表替え・交換の相場。原状回復の見積書230通(52件)で中央値30,000円
畳の表替え・交換は、実際の原状回復見積書230通では中央値30,000円、半数が20,000円〜33,000円でした。畳表(ござ)は消耗品扱いで、故意・過失があれば経過年数を考慮せず借主負担です。
畳の表替え・交換の相場(業者見積230通・52件)
東京都品川区・大田区の賃貸住宅で、退去のたびに工事業者が出した原状回復見積書230通から、「畳表替・交換」にあたる行を52件集めました。中央値は30,000円、半数が20,000円〜33,000円の範囲に入ります。1割は7,000円以下、1割は37,500円以上です。
| 金額帯 | 件数 | 分布 |
|---|---|---|
| 〜5千 | 4件 | ■■ |
| 5千〜1万 | 6件 | ■■■ |
| 1〜2万 | 3件 | ■■ |
| 2〜3万 | 7件 | ■■■■ |
| 3〜5万 | 27件 | ■■■■■■■■■■■■■■■■ |
| 5〜8万 | 1件 | ■ |
| 8〜12万 | 4件 | ■■ |
| 12万〜 | 0件 |
| 単位 | 件数 | 単価の中央値 |
|---|---|---|
| 畳 | 41件 | 5,500円 |
見積書での項目名は、畳表替え、畳交換、畳表替え6畳5枚、4.5畳3枚、新規畳6畳1枚、4.5畳2枚、6畳押入れ内部敷板割れ、6畳開き戸ボールキャッチ交換 などと書かれます。
ガイドラインではどう扱われるか
畳表(ござ)は消耗品扱いで、故意・過失があれば経過年数を考慮せず借主負担です。日焼けや通常の使用による変色は貸主負担です。畳床(中身)の交換は6年で按分します。
見積書のこの行で見るべき点
1畳あたりの単価。5,500円が中央値で、6畳なら3万円前後です。表替えで済むのに「新調」になっていないかを見てください。
- 相場の1.5倍を超えていないか。超えていれば数量と単価の内訳を聞きます。
- 経年か、自分がつけた傷か。経年なら貸主負担です。
- 年数で按分されているか。按分の対象なら、入居年数に応じて減ります。
見積書のPDFや写真を読み込むと、この相場との比較と、貸主負担・借主負担・按分の目安を項目ごとに表示します。≫ 原状回復 見積書チェッカー(無料)
よくある質問
Q畳の表替え・交換の相場はいくらですか?
管理会社が実際に受け取った原状回復見積書230通では、中央値30,000円、半数が20,000円〜33,000円でした。東京都品川区・大田区の賃貸住宅の記録です。
Qこの金額は全額借主が払うのですか?
いいえ。経年劣化・通常損耗なら貸主負担で、故意・過失があっても多くの項目は入居年数で按分されます。見積書は工事全体の金額なので、貸主負担分も含まれています。
まとめ
① 畳の表替え・交換の中央値は30,000円(半数が20,000円〜33,000円)
② 畳表(ござ)は消耗品扱いで、故意・過失があれば経過年数を考慮せず借主負担です
③ 相場の1.5倍を超える行は、数量と単価の内訳を確認する
この記事は2026年10月9日時点の法令・公開情報に基づいています。制度は変わることがあります。許認可・登記・税務の個別判断は、所管庁・専門家にご確認ください。本記事は論点の整理であり、法的助言ではありません。