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賃貸のネット環境 インターネット無料の賃貸は 「やめとけ」なのか 提供会社7社の実測51,133件を比較しました 同じ「無料」でも差は 5.1倍

インターネット無料の賃貸は「やめとけ」なのか

結論

速いか遅いかは物件ではなく、その建物に入っている提供会社で決まります。

実測データで比べると、提供会社によって平均ダウンロード速度に5.1倍の開きがありました。そして肝心のその会社名は、募集図面のどこにも書かれていません。ただし、管理会社に聞けば教えてもらえます。

募集図面に速度は書かれていない

賃貸の募集図面には「インターネット無料」「インターネット完備」といった表記はあっても、通信速度も、提供している会社名も、配線方式も記載がありません。設備欄にあるのは「インターネット無料」の6文字だけ、ということが珍しくありません。

つまり部屋を探している人は、その物件のネットが速いのか遅いのかを知らないまま契約しているのが実態です。「無料でネットが使えるなら得だ」と判断する材料しか与えられていません。

仲介の現場から

募集図面を見ても、速度については載っていません。「インターネット無料」としか書かれていないので、私たちも図面だけでは答えられないんです。

そしてこの「無料」の中身は、驚くほど幅があります。

そもそも、どれくらいの物件が「インターネット無料」なのか

「やめとけと言われるなら避ければいい」と考えるかもしれません。ところが実際に数えてみると、避けて部屋を探すのは現実的ではないことが分かります。

SUUMOに掲載されている賃貸物件を、東京都内の3区で実際に集計しました。

大田区48.6%
品川区46.8%
世田谷区39.7%
賃貸物件のうち「インターネット無料」に該当する割合。SUUMO掲載件数を2026年7月26日に集計。
SUUMO掲載件数。2026年7月26日時点。
エリア賃貸物件 総数インターネット無料割合
大田区88,496件42,995件48.6%
品川区90,982件42,598件46.8%
世田谷区120,434件47,861件39.7%

3区とも4割から5割が該当します。つまり、部屋探しで目にする物件の、およそ半分が「インターネット無料」だということです。

これだけの割合を最初から除外すると、選べる物件が半減します。家賃や立地の条件を優先するなら、現実的な選択肢ではありません。

だからこそ、避けるのではなく見分ける必要があります。そして見分けるための材料が、次に説明する「提供会社」です。

区によって10ポイント近い差があります。世田谷区が39.7%と低いのは、戸建てや低層の物件が多く、全戸一括契約に向かない建物の割合が高いためと考えられます。逆に単身者向けの集合住宅が多いエリアほど、この比率は上がります。

品質を決めているのは「提供会社」

マンションやアパートの「インターネット無料」は、建物ごとにオーナーが事業者と一括契約して全戸に提供する仕組みです。この事業者を全戸一括型ISPと呼びます。入居者はこの会社を選べません。建物に入っている会社が、そのまま自分の回線になります。

主要な全戸一括型ISPの実測速度を並べると、差は一目で分かります。

e-mansion(つなぐネット)444.32
UCOM光 レジデンス387.55
ギガプライズ345.35
アイネット315.77
あぱねっと(キッズウェイ)307.04
FGBB(ファイバーゲート)297.98
レオネット87.29
全戸一括型ISPの平均ダウンロード速度(Mbps)。みんなのネット回線速度(みんそく)掲載値を2026年7月26日に取得。合計51,133件の測定結果。

最も速いe-mansionの444.32Mbpsに対して、最も遅いレオネットは87.29Mbps5.1倍の差があります。どちらも入居者から見れば同じ「インターネット無料」です。

みんなのネット回線速度(みんそく)掲載値。2026年7月26日取得。
提供会社測定件数平均下り平均上り平均Ping
e-mansion(つなぐネットコミュニケーションズ)8,293444.32Mbps451.44Mbps14.45ms
UCOM光 レジデンス24,349387.55Mbps372.76Mbps14.11ms
ギガプライズ3,998345.35Mbps379.57Mbps8.66ms
アイネット(マンションインターネット)940315.77Mbps222.75Mbps17.86ms
あぱねっと(キッズウェイ)1,482307.04Mbps252.89Mbps14.52ms
FGBB マンションWi-Fi(ファイバーゲート)4,607297.98Mbps234.13Mbps19.36ms
レオネット7,46487.29Mbps94.18Mbps27.73ms

参考までに、自分で契約する一般的な光回線と比べてみます。

同上。2026年7月26日取得。
サービス測定件数平均下り平均上り
NURO光697,683917.57Mbps758.67Mbps
ドコモ光1,643,164528.98Mbps418.34Mbps
フレッツ光ネクスト1,410,367391.7Mbps287.75Mbps

上位の全戸一括型ISPは、自分で契約するフレッツ光ネクストとほぼ同等か、それ以上の実測値です。「無料だから遅い」わけではありません。問題は、遅い会社と速い会社が同じ看板で提供されていることです。

提供会社7社を1社ずつ見る

管理会社から会社名を聞き出したら、ここで自分の物件の項目を探してください。平均値だけでは見えない差があります。とくに上り速度Ping値、そして測定件数の3つは、下り速度と別に見る必要があります。

3つの読み方

上り速度…オンライン会議で自分の映像を送る、ファイルを送る、写真をアップロードする速度です。下りの数字だけ見ていると見落とします。

Ping値…反応の速さ。小さいほど良い値です。会議で会話が噛み合うか、ゲームが成立するかに直結します。ダウンロードが速くてもPingが悪ければ体感は悪くなります。

測定件数…その数字がどれだけの回数から出ているか。件数が少ないほど、たまたま速い(遅い)物件の影響を受けます。

1位e-mansion(つなぐネットコミュニケーションズ)

下り444.32Mbps 上り451.44Mbps Ping14.45ms 測定8,293件

7社で最も速い結果でした。特筆すべきは上りが下りを上回っている点です(451.44Mbps対444.32Mbps)。上下の速度がほぼ同じということは、部屋まで光ファイバーで来ている物件が多いことを示します。電話線を使うVDSL方式では、この対称性は出ません。

運営はつなぐネットコミュニケーションズで、アルテリアグループに属します。全戸一括型マンションISPのシェア調査で長年首位を維持している事業者です。

この名前が出てきたら、在宅勤務でもオンラインゲームでも、まず問題ないと考えて構いません。8,293件という測定数もあり、数字の信頼度は高いです。

2位UCOM光 レジデンス

下り387.55Mbps 上り372.76Mbps Ping14.11ms 測定24,349件

7社中で最も測定件数が多いのがこの会社です。24,349件という数字は、他社の3倍から26倍にあたります。導入されている物件がそれだけ多く、かつその規模で平均387.55Mbpsを保っているという意味になります。

件数が多いということは、極端に速い物件や遅い物件の影響が薄まっているということでもあります。つまりこの数字は、実際に住んだときの体感に近いと考えられます。上りも372.76Mbpsあり、下りとの差は小さめです。

こちらもアルテリア・ネットワークス系のサービスです。1位のe-mansionと同じグループの事業者が、上位2つを占めている形になります。

3位ギガプライズ

下り345.35Mbps 上り379.57Mbps Ping8.66ms 測定3,998件

Ping値8.66msは7社で断然の最良値です。2位のUCOM光レジデンス(14.11ms)と比べても、ほぼ半分の数字になります。応答の速さが効く用途——オンライン会議、通話、ゲーム——では、下り速度が1位でなくてもこの会社が最も快適になる可能性があります。

もうひとつの特徴が、上りが下りを34Mbps上回っていることです(379.57Mbps対345.35Mbps)。データを送り出す側の作業が多い人——動画をアップロードする、大きなファイルを日常的に送る——にとっては、下り345Mbpsという数字以上の価値があります。

在宅勤務が中心の人にとっては、実は7社で最も相性が良い可能性があります。

4位アイネット(マンションインターネット)

下り315.77Mbps 上り222.75Mbps Ping17.86ms 測定940件

注意して見るべき数字が2つあります。

ひとつは上りが下りの71%にとどまることです。上位3社が上下ほぼ同等だったのに対し、ここから下は上りが目に見えて細くなります。オンライン会議で自分の映像が乱れる、大きなファイルの送信に時間がかかる、といった形で出てきます。

もうひとつは測定件数が940件と、7社で最も少ないことです。他社が数千件から2万件あるのに対して1桁少ないため、この数字は他社より不確かだと考えてください。実際に住んでいる人の口コミを追加で探す価値があります。

5位あぱねっと(キッズウェイ)

下り307.04Mbps 上り252.89Mbps Ping14.52ms 測定1,482件

下り307.04Mbpsは、日常利用で不足する水準ではありません。4K動画の視聴に必要な目安が50Mbps程度ですから、6倍の余裕があります。

Ping値14.52msも上位3社と遜色ありません。上りが下りの82%とやや細いものの、252.89Mbpsあればオンライン会議には十分です。

測定件数は1,482件で、多くはありませんが極端に少なくもありません。「普通に使える」と考えて問題ない水準です。

6位FGBB マンションWi-Fi(ファイバーゲート)

下り297.98Mbps 上り234.13Mbps Ping19.36ms 測定4,607件

下り297.98Mbpsで、動画も会議も問題なくこなせる水準です。ただしPing値19.36msは、上位のギガプライズ(8.66ms)の2倍以上になります。

この差が効いてくるのは、オンラインゲームと、参加者が多いビデオ会議です。動画視聴やWeb閲覧では体感差はほとんど出ません。自分の使い方がどちらかで、評価が変わる会社です。

サービス名に「マンションWi-Fi」とあるとおり、各戸まで無線で提供する形態が含まれます。この場合、部屋の位置や壁の構造によって実際の速度が変わるため、上の平均値からのばらつきは他社より大きくなる可能性があります。

7位レオネット

下り87.29Mbps 上り94.18Mbps Ping27.73ms 測定7,464件

1位のe-mansionとの差は5.1倍です。この記事の見出しにある数字は、ここから来ています。

ただし「使えない」という意味ではありません。87.29Mbpsという数字を用途に当てはめると、次のようになります。

問題になるのはPing値27.73msのほうです。7社で最も大きく、ギガプライズの3倍以上あります。オンラインゲームでは明確に不利になり、参加人数の多いビデオ会議でも会話のタイミングがずれやすくなります。

また上の数字は平均値である点に注意してください。7,464件の測定から出ている数字ですが、平均87.29Mbpsということは、それを下回る時間帯や物件も相当数あるということです。夜間や休日に利用者が集中する時間帯は、さらに落ちると考えるべきです。

仲介の現場から

物件を決める前に会社名まで確認する方は、実際にはほとんどいません。ネットが遅いと分かるのは、たいてい住み始めてからです。

7社をまとめて比べる

みんなのネット回線速度(みんそく)掲載値。2026年7月26日取得。上り比率は下りに対する上りの割合。
提供会社下り上り比率Ping測定件数向いている使い方
e-mansion444.32Mbps102%14.45ms8,293すべての用途
UCOM光 レジデンス387.55Mbps96%14.11ms24,349すべての用途
ギガプライズ345.35Mbps110%8.66ms3,998会議・ゲーム・送信作業
アイネット315.77Mbps71%17.86ms940視聴中心(件数少なめ)
あぱねっと307.04Mbps82%14.52ms1,482日常利用全般
FGBB(ファイバーゲート)297.98Mbps79%19.36ms4,607視聴・Web中心
レオネット87.29Mbps108%27.73ms7,464視聴・Web中心(会議は不利)

この表で見ると、単純な速度順とは違う姿が見えてきます。ギガプライズは下り3位ですが、Pingと上り比率では1位です。逆にアイネットは下り4位ですが、上り比率は7社で最も低い71%です。

自分がどちらを重視するかで、順位は変わります。

ケーブルテレビは「光」がつくかどうかで別物

ケーブルテレビ会社が提供する無料インターネットもあります。ここで注意が必要なのは、同じ会社名でも「光」がつくサービスとつかないサービスがあることです。

同上。2026年7月26日取得。いずれも光化されたサービス。
サービス測定件数平均下り平均上り
J:COM NET光864990.8Mbps809.42Mbps
J:COM NET光 on auひかり71,924817.25Mbps689.28Mbps
ひかりdeネット(TOKAIケーブルネットワーク)11,700706.37Mbps349.44Mbps
ZTV光17,225569.3Mbps625.98Mbps
イッツコムひかり16,640514.48Mbps389.64Mbps
Baycom(ベイコム)光9,445488.65Mbps500.52Mbps

「光」がつくケーブルテレビ系サービスは速いです。J:COM NET光は990.8Mbpsで、この記事に出てくるどのサービスより速い数字が出ています。

ただし、賃貸の「無料」で問題になるのはこちらではありません。

ケーブルテレビの古い設備は同軸ケーブルでインターネットを提供しています。この方式は下りに対して上りが極端に細く、建物全体で帯域を分け合うため時間帯で大きく落ち込みます。そして同軸方式の建物一括サービスは、上の実測データベースにサービス名として登録すらされていません。測定した人が少なすぎて統計として成立していないためです。

つまり「ケーブルテレビ会社の名前が出てきた」だけでは判断できません。その物件のサービスに「光」がついているかを確認する必要があります。

だから、管理会社に「提供会社名」を聞く

判断に必要な情報はひとつです。その建物のインターネットを提供している会社の名前。これさえ分かれば、上の表と照合して見当がつきます。

そしてこの会社名は、管理会社に問い合わせれば教えてもらえます。募集図面には書かれていませんが、管理会社は把握しています。仲介会社を通して確認してもらうこともできます。

聞き方の例文

「インターネットは使えますか」と聞いても意味がありません。「使えます」と返ってくるだけです。次のように聞いてください。

そのまま使える質問文

「この物件のインターネット無料は、どこの会社が提供しているサービスですか。サービス名も教えてください」

ケーブルテレビ会社の名前が出てきた場合は、追加でこう聞きます。

「そのサービスは光回線ですか、それとも同軸ケーブルですか」

仲介の現場から

大事なのは、ネット無料を提供している会社次第だということです。そこは管理会社に確認すれば教えてもらえます。

会社名が分かったら、この記事の表と照らし合わせてください。表にない会社であれば、その会社名で実測値を検索すると、実際に住んでいる人が測った数字が見つかることがあります。

配線方式でも差がつく

提供会社に加えて、建物の中の配線方式でも速度は変わります。3種類あります。

外の光回線 建物の共用部 光ファイバー 各部屋 光配線方式 速度の制約は小さい 建物の共用部 LANケーブル 各部屋 LAN配線方式 ケーブルの規格に依存する 建物の共用部 電話線 各部屋 VDSL方式 ここで100Mbpsが上限になる
建物まで1Gbpsの光回線が来ていても、部屋までの配線が電話線(VDSL)であれば、そこで上限100Mbpsに制限されます。

注意すべきはVDSL方式です。建物まで1Gbpsの光回線が来ていても、部屋までが電話線であればそこで100Mbpsが上限になります。この場合、契約プランを上げてもルーターを買い替えても上限は変わりません。

ただし配線方式も、募集図面には通常記載されていません。これも管理会社への確認事項になります。

どれくらいの速度があれば足りるのか

用途下り速度の目安Pingの重要度
メール・Webの閲覧10Mbps低い
動画視聴(フルHD)20Mbps低い
動画視聴(4K)50Mbps低い
オンライン会議30Mbps高い
大容量ファイルの送信上り100Mbps以上低い
オンラインゲーム30Mbps非常に高い

見落とされやすいのが上り速度Ping値です。

在宅で仕事をする場合、オンライン会議で自分の映像を送るのは上りです。資料を送るのも上りです。ところが「インターネット無料」の説明で上り速度が示されることはまずありません。上の表でレオネットの上りは94.18Mbpsで、これは会議には足ります。一方、同軸ケーブル方式の場合は上りがこれよりはるかに細くなります。

Ping値は反応の速さです。数字が小さいほど良く、オンライン会議やゲームで効きます。ダウンロード速度が出ていても、Pingが悪いと会話が噛み合わなくなります。

入居後に遅かった場合、順番に試すこと

契約後に遅いと分かっても、いきなり別の回線を契約する必要はありません。費用のかからないものから順に試してください。

1. 有線でつないで測る(費用0円)

まずWi-Fiではなく、LANケーブルで直接つないで測ります。ここで十分な速度が出るなら、回線ではなくWi-Fiルーターが原因です。あわせて平日の昼と夜、休日の夜と時間帯を変えて測ってください。夜だけ遅いなら建物内の混雑が原因です。

2. Wi-Fiルーターを買い替える(数千円〜)

備え付けのルーターが古いと、そこが上限になっていることがあります。1で「有線は速いがWi-Fiは遅い」なら、ここで解決します。

3. 管理会社に相談する(費用0円)

建物全体で遅い場合、他の入居者からも同じ声が上がっている可能性があります。設備の不具合であれば管理側で対応できることがあります。ただし「回線そのものを速いものに変えてほしい」という要望は、費用を負担するのがオーナーになるためすぐには動きません。ここは期待しすぎないでください。

4. 自分で個別に回線を契約する

建物の無料インターネットとは別に、自分で光回線を引く方法です。ただし賃貸である以上、確認が必要です。

また、無料インターネットの費用は家賃や共益費に含まれているため、自分で契約してもその分が安くなるわけではありません。二重に払うことになります。

5. 工事のいらない回線を使う

許可が下りない場合、共用部に空きがない場合、工事を待てない場合の選択肢です。コンセントに挿すだけのホームルーターや持ち運べるモバイル回線なら、建物の設備に一切手を加えずに使えます。

光回線ほどの速度は出ませんが、遅い全戸一括型ISPの実測値(87.29Mbps)は越えられない壁ではありません。VDSL方式で上限100Mbpsに張り付いている場合も同様です。

選んでよいケース/避けたほうがいいケース

無料物件で問題ないケース
  • 提供会社が上の表の上位に入っている
  • Webと動画視聴が中心で、会議やゲームをしない
  • 入居してすぐ使いたい(光回線の工事は1か月以上かかることがあります
  • 短期入居で、工事費や解約金を負担したくない
避けたほうがいいケース
  • 在宅勤務が中心で、オンライン会議が業務の大半を占める
  • 自宅を事務所にしていて、大容量ファイルを日常的に送る
  • 提供会社を聞いても管理会社が答えられない
  • 同軸ケーブル方式で、かつ個別契約が認められていない

自分で光回線を契約すると、戸建てで月5,000円前後、マンションタイプで月4,000円前後かかります。年間5万円前後の差になるため、速度が足りているなら無料物件のほうが合理的です。

よくある質問

Q「インターネット無料」「完備」「対応」は何が違うのですか

一般には、無料は費用がかからずすぐ使える、完備は設備が導入済みだが契約や費用が必要な場合がある、対応は建物まで回線が来ているだけで自分で契約が必要、という使い分けです。ただしこの表記は法令で統一されていないため、物件によって意味が異なります。結局は個別に確認するしかありません。

Q提供会社名を聞いても教えてもらえない場合は

仲介会社ではなく管理会社に直接確認してもらうよう依頼してください。それでも分からない場合、入居後に速度で困っても対応を期待しにくい物件だと考えられます。

Q内見のときに速度を測れば分かりますか

空室で回線が使える状態であれば測れますが、使えないことのほうが多いです。測れたとしても入居者が少ない状態の数字なので、満室時の混雑は反映されません。提供会社名を聞くほうが確実です。

Q退去するとき、自分で引いた光回線はどうなりますか

物件によって扱いが異なります。撤去を求められる場合と、残していい場合があります。契約前に書面で確認しておいてください。後から揉めやすい部分です。

まとめ:契約前に確認する3つ

「インターネット無料」の6文字だけでは、速いのか遅いのかは判断できません。募集図面に書かれていない以上、聞くしかありません。そして聞けば教えてもらえます。

この3つを確認したうえで表と照合すれば、入居後に「思っていたより遅い」と後悔する確率はかなり下げられます。

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