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家賃保証会社 「保証してくれる」のは 大家であって、あなたではない 立て替えたお金は、あとから全額請求されます 初回保証料の相場 賃料の50〜100% 更新料も別途かかる

家賃保証会社とは。費用・3つの系統・滞納すると何が起きるか

結論

家賃保証会社は、あなたが家賃を払えないとき大家に立て替え払いし、その全額をあなたに請求(求償)する会社です。守られるのは大家側で、入居者は「連帯保証人の代わりを買っている」が実態に近い。

いまの賃貸市場では利用が事実上必須になっています。費用と仕組み、系統による審査の違いを、保証会社と日々やり取りする管理会社の側から説明します。

費用の相場

家賃保証会社の費用の一般的な水準(会社・プランで異なります)
項目相場備考
初回保証料賃料等の50〜100%契約時に一括
更新保証料年1万円前後、または賃料の10〜30%/年毎年 or 2年ごと
月額型賃料等の1〜2%/月初回を抑えて月払いにする型

家賃10万円なら初回5〜10万円。退去時の費用と並んで、賃貸のライフサイクルで大きい出費のひとつです。

3つの系統で「見られるもの」が違う

保証会社の3系統(一般的な整理)
系統審査で参照し得る情報特徴
信販系個人信用情報(クレジット・ローンの履歴)審査は相対的に厳しめ。カードやローンの延滞歴が影響し得る
協会系(LICC等)加盟社間で共有される家賃の滞納情報過去に保証会社への滞納・代位弁済があると通りにくい
独立系自社の審査基準相対的に柔軟。その分、保証料や物件側の設定で調整される

実務で大事なのはここです。「過去にカードの延滞があるから全部落ちる」わけでも、「家賃滞納歴があっても信販系なら分からない」わけでもありません。どの系統かで見えるものが違うため、落ちたときの立て直しは「別系統の保証会社を使う物件を選ぶ」が定石になります。

保証会社は選べるのか

原則選べません。どの保証会社を使うかは大家・管理会社が物件ごとに決めています。入居者側から「保証会社なしにしてほしい」「別の会社にしてほしい」という交渉は、通らないことがほとんどです。連帯保証人を立てられる場合でも、いまは保証会社+緊急連絡先という組み合わせが主流になっています(連帯保証人との違い)。

滞納すると何が起きるか

  1. 支払期日の数日後…保証会社から電話・SMSで督促。この段階で連絡を取り、支払えば実害はほぼありません
  2. 立て替え払い(代位弁済)の実行…保証会社が大家に家賃を支払い、あなたへの請求権に変わります。遅延損害金が付くことがあります
  3. 滞納情報の記録…協会系なら加盟社間で共有され、次の引っ越しの審査に響きます
  4. 長期化すると法的手続き…明け渡し請求まで進むと、住まいと信用の両方を失います

払えない月が見えたら、期日前に保証会社か管理会社へ連絡してください。実務上、事前に相談がある人と、連絡がつかない人では、その後の扱いがまったく違います。督促を無視することが一番悪い手です。

よくある質問

Q保証会社を使えば連帯保証人は不要ですか

多くの物件ではそうなっています。ただし高額帯の物件や大家の意向で、保証会社と連帯保証人の両方を求めるケースもあります。物件ごとの条件です。

Q初回保証料は交渉できますか

保証料率は保証会社と物件側の契約で決まっており、入居者との交渉余地はほぼありません。初期費用を抑えたい場合は、月額型プランの物件や保証料率の低い物件を探すほうが現実的です。

Q保証会社の審査だけ先に受けられますか

物件への申込とセットが原則です。ただし審査に不安がある場合、申込前に仲介会社へ事情を伝えれば、通りやすい保証会社の物件を選ぶといった調整は実務上よく行われます。正直に相談するのが得です。

まとめ

この記事の要点

① 保証会社は大家を守る仕組み。立て替え分は全額あなたに請求される。
② 費用は初回50〜100%+更新料。家賃10万円なら初回5〜10万円。
③ 信販系・協会系・独立系で参照される情報が違う。
④ 滞納しそうなら期日前に連絡。無視が最悪手。

この記事は2026年7月27日時点の法令・公開情報および当サイトで実測した料金に基づいています。制度・料金は変わることがあります。許認可・登記・税務の個別判断は、所管庁・専門家にご確認ください。本記事は論点の整理であり、法的助言ではありません。

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