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複合機リースの実額 月額より、 カウンター単価を見てください 売る側ではなく、発注する側の視点で整理しました 30枚/分クラスの相場 月8,000〜12,000円 +カウンター料金(2026年7月取得)

複合機リースの料金相場。月額の安さより、カウンター単価と5年総額で決まります

結論

複合機リースの相場は20枚/分クラスで月5,000〜8,000円、30枚/分で8,000〜12,000円(販売店OFFICE110公表値・2026年7月27日取得)。ここまではどの販売店サイトにも書いてあります。

この記事が足すのは発注側の計算です。5年リースの総額を左右するのは月額ではなく、1枚ごとに払うカウンター単価。月1,000枚刷る事務所なら、カラー単価が12円か15円かの差だけで5年で18万円変わります。見積書のどこを見るか、そもそもリースすべき印刷量なのかから整理します。

先に損益分岐:月263枚以下ならリース自体が不要

別記事で実測したとおり、リース月5,000円+モノクロ1円/枚とコンビニ印刷20円/枚の分岐点は月263枚です。月100枚前後の事務所がリースを組むと、年6万円払ってコンビニの2.5倍のコストになります。まず自社の月間印刷枚数を確認してください。ここから先は「月300枚以上刷る」前提の話です。

リース料の相場と、料金の本当の構造

複合機リースの相場(OFFICE110公表値・2026年7月27日取得)
印刷速度月額リース料想定枚数
20枚/分5,000〜8,000円〜3,000枚/月
30枚/分8,000〜12,000円3,000〜6,000枚/月
40枚/分10,000〜15,000円6,000〜10,000枚/月

そして毎月の支払いは「リース料+カウンター料金(保守契約)」の2階建てです。カウンター料金は印刷1枚ごとに払う単価で、モノクロ1〜1.5円・カラー10〜15円が販売店各社の公表水準。トナー・修理・定期メンテナンスはこの中に含まれます。

5年総額の試算(30枚/分クラス・月1,000枚[カラー3割]の事務所)
項目条件A(好条件)条件B(悪条件)
リース料月9,000円 × 60ヶ月 = 54万円月12,000円 × 60ヶ月 = 72万円
モノクロ700枚/月1.0円 → 60ヶ月で4.2万円1.5円 → 6.3万円
カラー300枚/月12円 → 21.6万円15円 → 27万円
5年総額約80万円約105万円

同じ使い方でも契約条件だけで5年で約25万円の差が出ます。月額の1,000円差より、カウンター単価の1円差のほうが重い——これが発注側が知っておくべき計算です。

見積書でチェックする5項目

  1. カウンター単価(モノクロ/カラー別)…見積書の隅に小さく書かれがちな最重要項目。モノクロ2円・カラー20円などの水準なら交渉か相見積もりを
  2. 最低カウンター枚数(ミニマムチャージ)…「月500枚分は刷らなくても請求」という条項。印刷量が少ない月も固定費化します。少量オフィスは特に注意
  3. リース期間と料率…5年(60回)が標準。6年にすると月額は下がりますが総額は増えるのが通常です
  4. 搬入設置費・初期費用…月額に含むのか別建てか。「月額○円〜」の広告表示には含まれていないことが多い項目です
  5. 中途解約の扱いリースは原則、中途解約できません。倒産・移転・縮小でも残リース料は支払い義務が残ります。事業の見通しが不確かなら、割高でも月単位のレンタルが合理的な場面があります
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リース料とカウンター単価は販売店ごとに本当に違います。比べるなら、同じ機種クラス・同じ想定枚数で複数社に条件を出すのが唯一の方法です。

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リース・レンタル・購入の使い分け

導入形態の比較(発注側の整理)
リースレンタル購入
初期費用ほぼ0円ほぼ0円数十万〜100万円超
月額の水準5,000円〜リースの1.5〜2倍程度保守契約のみ
中途解約不可(残債支払い)可(月単位が多い)
向いている状況印刷量が安定・5年以上の見通しがある創業期・移転前・繁忙期だけ資金に余裕・長期固定

創業直後の1〜10人のオフィスなら、まず印刷量が読めるまでレンタルか家庭用複合機で回し、月300枚を安定して超えてからリースを組むのが、私たちが自社でも取っている順番です。

よくある質問

Qリース審査はありますか。設立直後でも通りますか

リースは信販会社の与信審査があります。設立直後の法人は通らないことや、代表者の連帯保証を求められることがあります。審査に落ちた場合は、審査のないレンタルから始めるのが現実的です。

Qリース満了後はどうなりますか

満了後は「再リース(年1回払いで従来の月額1〜2ヶ月分程度)」か「返却して新機種に入れ替え」を選びます。所有権はリース会社にあるため、リース料を払い終えても自社のものにはなりません。再リースは割安なので、印刷品質に不満がなければ1〜2年再リースで引っ張るのは合理的です。

Qカウンター料金は交渉できますか

できます。特に相見積もりを取った状態での交渉が有効です。同じ機種でも販売店によってモノクロ0.8円〜2円程度の幅が実際にあります。月間枚数が多いほど交渉余地は大きくなります。

Q「月額2,400円〜」のような広告表示は本当ですか

最小構成・低速機・長期契約の条件での最安表示が通常で、カウンター料金と設置費は別です。その金額で使えるかは、あなたの月間枚数を伝えたうえでの総額見積もりでしか分かりません。

まとめ

この記事の要点

① 相場は20枚/分で月5,000〜8,000円、30枚/分で8,000〜12,000円。ただし支払いは「リース料+カウンター料金」の2階建て。
② 5年総額はカウンター単価で決まる。同じ使い方でも条件次第で約25万円差。
③ 見積書はカウンター単価・最低枚数・期間・設置費・中途解約の5点を見る。リースは原則中途解約不可。
④ 月263枚以下ならリース不要。創業期はレンタルで印刷量が読めてから組む。

この記事は2026年7月27日時点の法令・公開情報および当サイトで実測した料金に基づいています。制度・料金は変わることがあります。許認可・登記・税務の個別判断は、所管庁・専門家にご確認ください。本記事は論点の整理であり、法的助言ではありません。

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