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緊急連絡先とは何をする人か。かける側の管理会社が説明する
緊急連絡先は支払い義務を負いません。連帯保証人とはまったく別のもので、「本人と連絡が取れなくなったときに、状況を確認できる人」です。
当社は管理会社として、実際に緊急連絡先へ電話をかける側です。どんなときに電話が行くのかを含めて、頼む側・頼まれる側の両方が安心できるように説明します。
保証人との違い
| 緊急連絡先 | 連帯保証人 | |
|---|---|---|
| 支払い義務 | なし | あり(極度額まで) |
| 審査 | 原則なし(続柄・連絡先の確認程度) | 収入・年齢の審査あり |
| 書類 | 氏名・続柄・電話番号程度 | 実印・印鑑証明・収入証明 |
| 役割 | 本人と連絡不能時の確認窓口 | 債務の保証 |
実際に電話が行くのはこんなとき
かける側の実務として、緊急連絡先に電話する場面はほぼ次に限られます。
- 本人と連絡が取れない…家賃の督促や更新手続きで、電話・メール・郵便のすべてに反応がないとき
- 安否の確認…室内で異変が疑われるとき(新聞が溜まっている等の通報時)
- 災害・事故・救急…水漏れ・火災などで本人に連絡がつかないとき
「家賃を代わりに払ってください」という電話はしません(する権利もありません)。頼むときに相手が一番不安に思うのはここなので、「支払い義務はない・連絡窓口だけ」と正確に伝えてください。
誰に頼むか
原則は親族(親・兄弟姉妹・子)です。物件によっては「3親等以内の親族」と指定されます。友人・知人で受け付ける物件もありますが、安否確認や万一の際の対応(残置物の引き取りなど)まで考えると、大家側が親族を求めるのには実務上の理由があります。
頼れる親族がいない場合は、仲介会社に先に相談してください。緊急連絡先の要件が緩い物件を選ぶ、保証会社のプランで代替する、といった調整は実務で行われています。
頼むときの伝え方(そのまま使える形)
①「賃貸の緊急連絡先をお願いしたい。支払いの義務は一切ない」
②「私と連絡が取れなくなったときだけ、確認の電話が入ることがある」
③「書くのは氏名・続柄・電話番号だけ。書類や印鑑は不要」
審査全体のなかでの位置づけは入居審査の本編、保証人の重い方の話は連帯保証人の記事を参照してください。
よくある質問
Q緊急連絡先に無断で書いてもいいですか
やめてください。確認の電話が入った際に「聞いていない」となると、申込内容の信頼性が疑われ、審査自体に響きます。必ず事前に承諾を取ってください。
Q緊急連絡先が原因で審査に落ちることはありますか
連絡先に電話がつながらない・承諾していないという場合に審査が止まる(結果として落ちる)ことはあります。属性そのもの(年齢・収入)で落とされることは基本的にありません。
Q高齢の親しかいません。大丈夫ですか
緊急連絡先は保証人と違い収入審査がないため、高齢の親でも通常問題ありません。電話がつながることだけ確認しておいてください。
まとめ
① 緊急連絡先に支払い義務はない。連絡窓口の役割だけ。
② 電話が行くのは連絡不能・安否確認・災害時にほぼ限られる。
③ 原則は親族。いない場合は先に仲介会社へ相談。
④ 必ず本人の承諾を取ってから書く。無断記載は審査に響く。
この記事は2026年7月27日時点の法令・公開情報および当サイトで実測した料金に基づいています。制度・料金は変わることがあります。許認可・登記・税務の個別判断は、所管庁・専門家にご確認ください。本記事は論点の整理であり、法的助言ではありません。