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オフィスの観葉植物。レンタル料金の本体は「枯らさない保険」です
オフィスに緑を置く方法は3つ。①レンタル(中型1鉢あたり月2,000〜4,000円が目安・定期メンテと枯れたときの交換込み)、②購入(大型1〜3万円で買い切り・世話は自分たち)、③フェイクグリーン(買い切り・水やり不要)。ここで知っておくべきは、レンタル料金の本体は植物そのものではなく「プロが定期的に来て、枯れたら交換してくれる」保険+人件費だということです。
そして小さなオフィスの定番の失敗が、「買ったはいいが誰も水をやらず、席の後ろで静かに枯れていく」。枯れた植物は無いより印象が悪い——これを「枯らすコスト」と呼ぶなら、3択の答えは会社によって変わります。順に整理します。
3択の実額比較
| レンタル | 購入 | フェイクグリーン | |
|---|---|---|---|
| 費用 | 中型1鉢 月2,000〜4,000円 (大型は月4,000〜8,000円) | 中型5,000円〜・大型1〜3万円 買い切り | 中型5,000円〜2万円 買い切り |
| 世話 | プロが定期訪問(込み) | 自分たち(水やり当番が要る) | 不要(たまにホコリ取り) |
| 枯れたら | 無償交換が通例 | 買い直し | 枯れない(数年で色あせは進む) |
| 年間コスト(中型3鉢) | 7〜14万円 | 初年度2〜5万円+枯らすリスク | 初年度2〜6万円・以後ゼロ |
レンタルの中身:何にお金を払っているのか
- 料金の内訳は「巡回の人件費」…月1〜2回スタッフが来て水やり・葉の手入れ・生育チェックをします。オフィス清掃と同じ人工の世界で、植物代は実は薄い
- 枯れ交換は「保険」…日照不足・エアコン直風で弱った株を、元気な株と丸ごと入れ替えてくれます。購入との最大の違いはここで、「常に元気な緑がある状態」を買っていると考えるのが正確です
- 最低契約数がある…1鉢だけのレンタルは受けない業者が多く、3鉢〜・月6,000円〜あたりが小規模オフィスの現実的なスタートライン。巡回コストを考えれば合理的な設定です
- 鉢やサイズ変更が柔軟…レイアウト変更や移転のときに構成を変えられるのはレンタルの利点。買った大型鉢の引越しは意外と大仕事です
水やり不要のフェイクグリーンは「枯らすコスト」がゼロになる選択肢です。取引先の移転祝い・開店祝いの胡蝶蘭は法人向け専門店だと立て札や領収書の作法まで込みで頼めます。
1〜10人の会社の現実解
- 水やり当番が続く自信がないなら、買わない…「緑が欲しい」と「世話をする」は別の話です。過去に1鉢でも枯らしたことがあるオフィスは、レンタルかフェイクに振ってください
- 来客が少ないならフェイクで十分…執務スペースの緑は自分たちの癒やしなので、水やり不要のフェイクが最も合理的。最近のフェイクは近寄らないと見分けがつきません
- 来客動線だけ本物にする…エントランスと会議室だけ生きた植物をレンタルし、執務エリアはフェイク——という組み合わせが、費用対効果の一番いいところです
- 経費処理はシンプル…レンタル料は全額経費(賃借料・雑費)。購入も通常サイズなら消耗品費で落ちます。10万円を超える大型は資産計上の検討対象です
番外:取引先の移転祝い・開店祝いの胡蝶蘭
- 相場は1〜3万円(3本立て)…取引先の移転・開店・就任のお祝いは胡蝶蘭が定番。5本立て・大輪になると3〜5万円です。私たち不動産業では開店祝いを贈る機会が多く、これは総務の定番業務です
- 立て札の作法が本体…「祝 御移転 株式会社◯◯ 代表取締役◯◯」の立て札が名刺代わり。法人向け専門店は立て札の文面確認・領収書・請求書払いまで込みで受けてくれるので、総務実務ではそこで選ぶのが早い
- タイミングは「当日の午前着」…移転初日・開店当日の午前に届くよう手配します。前日着は先方がまだ荷物の山、当日午後は他社の花で埋まった後です
- もらった側の世話はほぼ不要…胡蝶蘭は水やり頻度が低く(週1コップ1杯程度)、1〜2ヶ月咲き続けます。もらって困ったら水のやりすぎだけ避ければ大丈夫です
よくある質問
Qレンタルと購入はどちらが安いですか
3年スパンの総額では購入が安く、ただし枯らさず維持できた場合の話です。水やり・植え替え・日照管理の手間と枯らすリスクを金額に入れると、管理する人がいないオフィスではレンタルやフェイクが逆転します。
Q観葉植物のレンタルは何鉢から頼めますか
3鉢程度からの最低契約を設ける業者が多いです。1〜2鉢だけ欲しい場合はレンタルの土俵に乗りにくいので、購入かフェイクグリーンが現実的です。
Qフェイクグリーンは安っぽく見えませんか
価格帯によります。数百円の小物はそれなりですが、専門店の中〜大型(5,000円〜)は近距離でも見分けが難しい品質です。日光が当たらない場所でも置けるのは本物にない利点です。
Q胡蝶蘭をもらったあと、株はどうすればいいですか
花が終わったら茎を根元近くで切り、水やりを控えめに続ければ翌年も咲かせられます。オフィスで世話が難しければ、花後に希望する社員に持ち帰ってもらうのが実務的な着地です。
まとめ
① 3択:レンタル(中型1鉢月2,000〜4,000円・交換込み)/購入(買い切り・世話は自分)/フェイク(水やり不要)。
② レンタル料金の本体は巡回人件費+枯れ交換の保険。植物代ではない。
③ 現実解は「来客動線だけ本物・執務エリアはフェイク」の組み合わせ。当番が続かないなら買わない。
④ 取引先の移転・開店祝いの胡蝶蘭は1〜3万円+立て札の作法。当日午前着で手配する。
この記事は2026年7月27日時点の法令・公開情報および当サイトで実測した料金に基づいています。制度・料金は変わることがあります。許認可・登記・税務の個別判断は、所管庁・専門家にご確認ください。本記事は論点の整理であり、法的助言ではありません。