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防火管理者の資格 甲種は2日。 乙種は1日。 講習を受ければ誰でも取得できる資格です 選任の届出 遅滞なく 所轄の消防署長へ届け出る

防火管理者の選任。甲種は2日間、乙種は1日の講習で資格が取れます

結論

防火管理者は講習を受ければ取得できる資格です。試験ではなく受講が要件なので、甲種は2日間(約10時間)、乙種は1日(約5時間)で修了証が交付されます。

ただし選任には条件があります。その事業所で防火管理上必要な業務を適切に遂行できる管理的または監督的な地位にあること。つまり資格があっても、権限のない立場の人は選任できません。誰を選任するか、甲種と乙種のどちらが必要かを整理します。

甲種と乙種の違い

甲種防火管理者と乙種防火管理者
区分対象となる防火対象物講習
甲種特定用途で延べ面積300㎡以上/非特定用途で500㎡以上2日間・約10時間
乙種上記未満の規模(小規模な防火対象物)1日・約5時間

選任できる人

講習の受け方

  1. 実施機関を探す…日本防火・防災協会、各消防本部、都道府県の防火協会などが実施しています。地域により実施団体が異なるため、所轄消防署のサイトで確認します
  2. 申込みをする…定員があり、人気の日程は早く埋まります。1〜2か月先まで満席のこともあります
  3. 講習を受ける…甲種は2日間、乙種は1日。遅刻・早退があると修了証が交付されません
  4. 効果測定を受ける…講習の最後に理解度を確認するテストがあります。落とすためのものではありませんが、受講が前提です
  5. 修了証の交付…当日または後日交付されます。選任届に写しを添付します

選任後にやること

  1. 選任届出書を提出する…防火管理者を定めたときは、遅滞なく所轄の消防署長に届け出ます。修了証の写しを添付します
  2. 消防計画を作成して届け出る…防火管理者の最初の仕事です。消防署の作成例をもとに、自社の実態に合わせて作ります
  3. 消火・避難訓練を実施する…特定用途の防火対象物では年2回以上、その他は消防計画で定めた回数を実施します
  4. 自主検査と設備点検を行う…消火器、誘導灯、避難通路などを定期的に確認します

防火管理者は、資格そのものは1〜2日の講習で取れます。難所は「講習の予約が取りにくい」ことと「選任できる地位の人を決めること」です。オフィスを借りるとき、共同住宅を管理するときに必要になる場面があるので、該当しそうなら早めに講習を押さえておくのが現実的です。

よくある質問

Q防火管理者の資格はどうやって取りますか

甲種は2日間(約10時間)、乙種は1日(約5時間)の講習を受講すれば取得できます。試験ではなく受講が要件で、修了証が交付されます。

Q甲種と乙種はどちらを取ればよいですか

建物全体の延べ面積で決まります。特定用途300㎡以上・非特定用途500㎡以上は甲種が必要です。甲種はすべての防火対象物で選任できるため、迷うなら甲種が汎用的です。

Q誰でも防火管理者になれますか

資格を取れば誰でもなれるわけではありません。防火管理上必要な業務を適切に遂行できる管理的または監督的な地位にあることが要件です。小さな会社では代表者が兼ねるのが一般的です。

Q資格に有効期限はありますか

修了証自体は失効しません。ただし一定の防火対象物の防火管理者には再講習が義務づけられている場合があります。

まとめ

この記事の要点

甲種は2日間、乙種は1日の講習で取得できる。試験ではなく受講が要件。
② 甲種・乙種の区分は建物全体の延べ面積で決まる(特定300㎡・非特定500㎡)。
③ 選任には管理的または監督的な地位が必要。小規模なら代表者が兼ねる。
④ 選任したら遅滞なく消防署長へ届出。修了証の写しを添付する。
⑤ 講習は予約が取りにくいため、必要になりそうなら早めに押さえる。

この記事は2026年7月31日時点の法令・公開情報および当サイトで実測した料金に基づいています。制度・料金は変わることがあります。許認可・登記・税務の個別判断は、所管庁・専門家にご確認ください。本記事は論点の整理であり、法的助言ではありません。

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